エアレスポンプ OH の続き。分解したポンプを再組立て。ダイアフラムオイルを規定量入れていよいよ試運転。電源を入れるとモーターは問題なく回りますが、ポンプ吸い込みがダメ。
取説とにらめっこして、吸入バルブ部分の処置や油圧部のエア抜きを試みるも症状変わらず。
あとは吐出バルブか・・・。ここは分解時 必ずパッキン類を新品交換指定だったので、あえてばらさずにいたけど、ダメもとでチャレンジ。
バルブを外してチェックしてみると、カラカラとセラミックボールが動く音はするので固着はしてないみたい。念のため、全バラして洗浄すると、防錆剤の固まった物がボロっと出てきました。もしかしたらこれが原因?
吐出バルブを元に戻して、再度 試運転。今度はパタパタとバルブの作動音もして、吸い込みキター!
とりあえずホースの洗浄を兼ねて灯油を循環させてみると勢いよく流れてるので、エアレスポンプは使えそう。
ポンプ作動が確認できたので、次はエアレスガンの接続検討。ジーバートのキット一式をまとめて購入すれば、この辺は最初からすんなりなんの苦労もいらないのですが、手元にあるのはアネスト岩田のポンプにUSA製グラコのエアレスガン、それぞれの規格を調べて、使えそうな変換アダプターを発見。
最後にエアレスガンとジーバート スプレーツールの接続検討。スプレーツールの接続プラグはちょっと特殊な規格らしく、調べてみると油圧機器用を加工すれば使えそうです。
それにしてもインターネットの普及で便利な世の中になりましたね。昔だったらまずはカタログを取り寄せて、カタログに載ってないことは工業便覧等で調べて、必要な部品は専門店に出向いて頼む必要があって、ちょっとしたことでも手間や時間がすごくかかったと思います。それが今では居ながらにして、メーカーサイトで製品の詳細は調べられるし、専門性の高い特殊な部品もアマゾンやモノタロウ等で注文できます。
シーバート防錆処理の準備、着々と進んでます。お問合せ頂いている皆さま、もうしばらくお待ちくださいね。