走行10万Kmのハイエース、HRSが都筑インターそばにあった時からの常連さん(当時はランエボに乗られていました)の愛車です。これまでに1度、上抜き式でATF交換しているそうですが、最近ミッションの反応が鈍くなってきているとのことでATF交換+オイルパン清掃&ストレーナー交換をご依頼頂きました。
ガレージHRSでは米国 MOC社製の高性能ATFチェンジャーを使用しています。国産車から輸入車まで、ラジエター一体型のATFクーラーを採用している車両なら作業できます。
ATF配管の途中にチェンジャーを接続します。このマシンはコンピューター制御の圧送式を採用し、廃油の回収と新油の供給を独立した別経路で行いフルードを全量交換するので、一般的な循環式ATFチェンジャーのように汚れたATFがオートマミッション内を再循環してしまうことがありません。この方式なら、ATF無交換・過走行で通常だと作業を断られてしまうケースでも交換できます。
まずは贅沢にも、高性能ATF アイシン AFW+を洗浄油に使いプレクリーニング。
クリーニング1回目。インジケーターを見ると劣化したATFで真っ黒!以前、フルード交換していても上抜き式では古いフルードが残ってしまい、完璧な交換とは言い難いのかもしれませんね。
廃油の回収と新油の供給を別経路で処理するので、汚れたATFが再循環することなく安心です。
結局、18Lのフルードを使い、ここまできれいになりました。フルードの状況を目視確認しながら進められるので、確実な作業を行うことができます。
次に汚れたストレーナー(画像右)を新品(画像左)に交換します。
新品ストレーナーを装着。
オイルパンも洗浄して装着します。
最後に滑らかな変速フィーリングと高い動力伝達能力を両立した 超高性能 ワコーズ ATFプレミアムスペックを使い本交換。
作業完了。入庫時はN→Dレンジに入れても反応が鈍く、クリープもしなかったのが、ATF交換後はレスポンスよくとてもスムーズに走れるようになりました。
神奈川県 O様 TRH219 ハイエース ATF交換
TRH219 ハイエース ATF交換 2018年2月
先程はありがとうございました。
ATFオイル交換後の感想を報告します。
環状2号経由で帰ったのですが、ブレーキを放した時のクリープが力強く、なだらかな坂道でも少しずつ前進する程で正直ビックリ!0発進時も走行時もアクセルONで反応良く加速し、自分では分かっていなかったけど走行10万キロでATF劣化はしていたんだなと交換してもらって再確認しました。
変速もエンジン回転が下がりながらも加速はし続ける感じがスムーズで快適です。家に着くまで、エンジン回転数は2000回転までしか回さなかったので燃費も改善されてるのは確実!あっ!しばらく走ってからのD→R、R→D時のショック無くなりました。
湾岸、サーキットを走っていた頃からHRS(平山さん)にお世話になっていたので、車の扱いや整備技術が信頼出来るHRSさんにお願いしました。
結果、大満足です。ありがとうございました。
圧送式・全量交換 ATF CVTF 交換
劣化したATFは交換しましょう
一般的にオートマやCVT車のフルードは無交換と言われてますが、適正なサイクルで交換されるエンジンオイルやマニュアルミッションのギヤオイルにくらべ、過酷な環境 下で長期間での連続使用または無交換で酷使されるATF&CVTFこそ定期的な交換が必要であると言えます。
HRSでは圧送式、全量交換のトルコン太郎方式。ATF無交換・過走行で通常だとATF交換を断られてしまうケースでも作業できますのでHRSまでご相談ください。