ランチアデルタメンテナンス第2弾 下廻り錆処理です。
製造から31年経過。車両保管も砂利駐車場でタイヤ交換時、ロアーアームやエンジンルームブレーキタンク下等 見てはっきり解る錆が出ていたので、今回、みっちりと錆発生個所の把握と初期処置として出来る事を実施しました。フロント側: 特に左ロアーアーム周辺の錆と左サイドメンバー上(ブレーキタンク下)の錆が酷い。
車両フロアー下とリヤ側は目立った錆が無いので、フロント側の錆に集中する。左フロントロアーアームです。 錆をワイヤーブラシ等で取り除き、強力な黒錆転換剤と塗布したところです。
黒錆転換剤塗布 数時間後。錆で酷い状態だった左ロアーアームと左サイドメンバー上。黒錆化し赤錆が目立たなくなった。 本来なら、更に防錆塗装をするところですが、一旦これで様子をみる事にします。
今回はフロント下廻り部に集中したが、今後、錆の発生を観察しつつボディサイドシェル部、各リンク取り付け部等を強力防錆材ジーバート塗布も検討したい。
製造から十数年以上経過する旧車やクラッシックカー、希少な車両のボディー維持に下廻り点検や防錆塗装ジーバート処理をお勧めします。