新車登録から20年、走行距離も10万kmオーバー。これからも長く乗り続けるために適切な整備が必要です。
古くなった純正ラジエター&ファン。ファンモーターもコネクター部が溶けてしまい、作動不良でオーバーヒートの原因になったりします。
純正の樹脂タンクラジエターは経年劣化で樹脂部分が劣化してクラックが入ったり、かしめ部からクーラント漏れを起こします。
今回はマルハモータース製 強化ラジエター、ヤフオクで入手したファンシュラウド、スパル薄型ファンを組み合わせました。
ワコーズラジエターフラッシュを併用して、冷却水通路を流水洗浄。ケミテックPG55HQ 高性能クーラントを使用します。
水回り作業と併せて、ヒーターバルブを追加してみました。部品はシボレーアストロからの流用。
純正経路では、常時熱くなったラジエタークーラントがヒーターまわりを循環しているため、室内に熱気が伝わりエアコンの効きが落ちてしまいます。ヒーターバルブにより、夏場は冷却水の室内循環のバイパスして、エアコンの冷却効率を向上する効果があります。
エアコンも一度ガスを回収、真空引き&密閉チェックして問題なければ、規定量のガスを再充填します。