自分的 究極のライトウェイトスポーツと言えば、ケーターハムスーパーセヴンだと思います
走るための装備以外、すべてを捨て去った超軽量ボディーにウェーバーツインで武装したコスワースBDRエンジンは公称180馬力
ゴヴァゴヴァ、豪快な吸気音とマイクザパイプのマフラーが奏でる官能のエキゾーストノート
もう何十年も前に手放してしまいましたが、あの時のドライビングプレジャーはからだの奥底にまで刻みこまれ いつかはもう一度と、ずっと思い続けてきました
けれど時が流れ、還暦をこえるまで歳を重ね、若かった時の体力や反射神経を維持できなくなった今の自分にとって、スーパーセヴンはスパルタン過ぎて身に余るようになってしまい、それにかわる1台として選んだのがロータス エリーゼ
ABSや姿勢制御など最低限の電子制御機構とエアコンは備えつつ、それ以外のものは潔く捨て去った現代版スーパーセヴンと言うべき、現代版ライトウェイトスポーツの終着点だと思います
前後ダブルウィッシュボーンサスペンション。220馬力 1.8Lスーパーチャージド 2ZRエンジンを わずか900kgの軽量ボディにミッドマウント。スポーツカーの方程式をそのまま具現化。
ライトウェイトスポーツのなんたるか? 本質を理解しているロータスならでは。シンプルに街なかを走っても十分楽しく、ひとたびワインディングロードに繰り出せば、クルマを操るよろこびを堪能できる稀有な存在でした
世界的な電気自動車シフトの潮流に呑まれ、残念なことにエリーゼが生産終了となった今、もうこんなクルマは二度と出てこないでしょう。その昔、ケーターハムがセヴンのライセンスを買い取り、今でも生産を続けているように、エリーゼもLCIあたりが引き継いでこれからも作ってくれないだろうか・・・・なんて思っています
今どきのスポーツカー、エリーゼの後継?さいごの内燃機関搭載モデル エミーラ。快適装備&安全装備満載 電子制御てんこ盛り。パワフルで速いけれど、自分が欲しいのとはちょっと方向性が違うのです
コンパクトで超軽量、純粋に走るため以外の装備は最低限でいいのです。極端に言ったら、自分的にはパワーウィンドウやオーディオもいらないくらい
そんな独りよがりを言っていても仕方なく、現実を受け入れるしかありません
そうであらばこの貴重なモデルにHRSはとことんこだわり、その魅力をさらに引き出し、世のエリーゼオーナーに喜んでもらえるアプローチを模索していこうと思っています
ガレージHRSは、ロータス エリーゼ、マツダ ロードスター、などなどライトウエイトスポーツを愛するオーナーさんを応援していきます
自分たちと一緒に、CarLifeを楽しみましょうね