ガレージ定休日を利用して、ひさしぶりに永福町 大勝軒へ
ここは数あるラーメン屋さんのなかでも一番のお気に入り、もう30年以上も通ってます
相変わらずいつ来ても大盛況、行列に並んで待っていると、煮干しのかおりが漂ってくるのですが、なんか違う。もっと美味しそうなかんじだったはずなのに、匂いにエグミ？があるかんじで違和感
数年前、創業者の店主が他界され、現在は息子さんが厨房に立っているのですが、出された中華麺を食べてみると、たしかに大勝軒の味ではあるのだけど、やっぱりなんか違う。自分の味覚がおかしいのかとも思いましたが、奥さんに聞いても同意見で味が落ちたと言っています。
創業者の初代店主は味に厳しい人で、常に理想の味を追求し続けて、いつ食べても深みのある味わいでスープを最後まで飲みほすくらい美味しかったのに、代がかわると味がぼけてしまってます。
まぁ、初代の味からはちょっと落ちるけれど、それでもおいしいことにかわりなく、これからも通おうとは思うのだけど、ふと自分の身に置き換えて考えてみると・・・・
最初はひとりで始めたガレージHRSを今まで続けてこれたのは、お客様にとってなにかHRSに魅力を感じて頂いているからなのかと思います。
もし将来的にHRSを誰かに託した時に、代がかわったらなんかかわっちゃったよねって、がっかりされるのは避けたいなぁ。
今からHRSのスピリットと技術や経験をしっかり継承して、自分が運営している今より もっとお客様に喜んでもらってお店を発展するようにしないとなぁ なんて、ラーメンをすすりながらいろいろなことを考えさせられた出来事でした。
