スポーツカーにとって、軽さはなによりも重要です。自分的に究極のライトウエイトスポーツカーと言えば スーパーセブン。現代車の必須装備 エアコン・パワステ・電子制御デバイスなど はなからなし。更にはドアやフロントウインドウも省く潔さ。スズキの軽エンジンを積んだ最新モデル SEVEN170 なんて、車両重量 なんと 440㎏！ 車ってこんなに良く曲がるんだ、こんなによく止まるんだ、こんなによく加速するんだ、と異次元の走りを堪能できます。
快適性を求める今どきのクルマにはここまでの割り切りはできませんが、トランクに積んでいる余分な荷物を降ろす、軽量パーツに交換するなどすこしでも軽くする工夫を重ねることで、走る・曲がる・止まるを愛車の動きを磨くことができますし、更に燃費の向上やブレーキ・タイヤなど消耗品も長持ちして良いこと尽くめ。
ロードスターやS660、86／BRZをはじめ、日本にはライトウェイトスポーツカーがいろいろ。重量級のハイパワースポーツの良さもあるけれど、軽さを武器に峠道をひらりひらり駆け抜ける楽しさはまた格別。
どんな車も物理法則を無視することはできず、軽さは車に要求されるすべての要素に効いてきます。愛車と向き合う上で、軽量化を意識してみてはいかがでしょうか？
