愛車のチューンをする場合、皆さんはDIY派それともSHOP派どちらですか?
HRSにはDIY派、SHOP派 両方のお客様が揃っていて皆さん、それぞれ思い思いに愛車のチューンを楽しんでます。
でも、中にはDIYで慣れない作業をして大失敗!とか、SHOPに全てを頼んだのに思い通りの仕上がりにならず不満で、あのお店は最低!なんて話も聞いたりします。果たして愛車をチューンする上、どんなアプローチがよいのかいろいろ考えてみました。
結論を先に言ってしまうと
「DIY派、SHOP派それぞれによい面があり、うまく使い分けること」
責任を持てる範囲は自分で作業、DIYでは手に余る作業はきちんとしたSHOPに依頼。そしていざというとき親身になって相談に乗ってくれるなじみのSHOPを普段からしっかり作っておくことがとても大切だと思います。
DIY派の言いぶん!
「自分の愛車なんだから、可能な限り自分で作業をする。そうすれば車のメカニズムも理解できるし、愛車のコンディションもしっかり把握できる。おまけに工賃を節約できるので好都合。パーツは通販で買えば安く済むし、同じパーツをわざわざ高いお金だしてSHOPで買うことないよ。」
うんうん、僕も愛車はできる限り自分でメンテという点は大賛成。
でも、なんでもかんでも通販で安くというのはリスクがありおすすめできません。何で通販が安いかというと極力コストを切りつめて薄利多売で採算を保ってるからです。店舗を持たない、アフターサービスは基本的に無し、乱暴な言い方だけど売りっぱなし。だから安くできます。なんでも自分で作業できて、自己責任がとれる人にとっては通販でも構わないけど、そうでない人にとってDIY作業というのはいろいろなリスクと隣あわせであることも、十分認識する必要があります。
それに愛車のチューンというのは高価なパーツをポンとつけて完成というわけではなくいろいろなバランスを考えて進めていかなければ効果のでるものでもありません。こういった総合力は、個人の範疇や通販店では決して得られないものです。プロショップならではの技術という点をもっと重視するべきと思います。
DIY作業では、中途半端な取り付けをしたために愛車を壊しり、重大な事故になったり、そういう危険性があるんです。重要な部分のボルト・ナットがしっかりしまってなかったり、パーツの付け間違いがあったり、とんでもないパーツの組み合わせでエンジンブロー必至だったり、HRSにいるとそんなケースもまれに経験します。
確かにDIY作業なら工賃は浮かせることができて安上がりなので自分でできる範囲はどんどんやってもいいと思います。でも、自分の手に余る作業は無理をせず、プロに任せるそういう割り切りも必要です。
SHOP派の言いぶん!
「愛車のメンテもできればやってみたいけど車の知識はないし自分の作業では心配。場所や機材だって無いし、その点、SHOPなら経験豊富で信頼できて安心。わざわざ苦労してチューン作業をするよりお店にお任せの方がいいよ」
うんうん、僕も自分で責任を持てない作業はきちんとしたSHOPに頼むという点は大賛成。中途半端に自分で作業するより、確実に仕上げてくれるSHOPに任せた方がよいケースはいっぱいあります。
それに、自分で作業するのは心配だからという場合や、経済的に余裕がある場合はとりあえずSHOP任せでもいいかなぁ、とも思います。(下手に自分で作業するよりは安全・確実ですから)
でも、せっかくだから自分でも愛車をいじってみませんか?多少なりとも愛車のメンテができるようになると、もっと楽しくなるはずです。最初から難しい作業に挑戦しなくても、まずはオイルや冷却水の点検とか。そして工具も少しずつ揃えたりして・・・・。これがまた楽しかったりします。
それから、どこのSHOPもよい噂・悪い噂はたいていあります。SHOPにはよくもわるくもそれぞれお店のカラーがあり、それに合う人合わない人、いろいろです。噂に左右されず、自分の目で確かめてみることをおすすめします。他人には悪いお店でも、自分にとっては相性のいい良いお店だったりということも、またその逆も多いと思います。
また、SHOPに作業を頼んだのに望んだ仕上がりが得られなかった。そういうケースもあるかも知れません。そんな時も、まずはそのお店のしかるべき人(オーナーや店長など)とじっくり相談してみて下さい。心あるSHOPの人たちなら、親身になって応対してくれるはずです。短絡的にこの店はだめだと他のお店に駆け込んでしまうと、結局は同じことを繰り返すことになってしまい、よい結果が得られない様にも思います。ただ、こちらが誠意を持って相談しているのに、きちんとした対応をしてくれない場合、そんな時はさっさと見切りをつけてしまいましょう。
いろいろ書きましたが、ひとりの車好きとして愛車のメンテやチューンを通して、皆さんと一緒に楽しんでいきたい、そんな想いを込めて GarageHRS を運営してます。
相変わらず至らない点は多々あるのですが、もしよろしければ一緒にHRSで車三昧の時間を過ごしてみませんか?