本日は、三菱デリカⅮ5の標準防錆施工をしました。
ミニバンだけどもちょっと遊び心のあるデリカ。車体は比較的大きい方で、男心くすぐられるこのゴツゴツとしたデザインが評判受けしているらしく、街中でもよく見かけるお車です。
今回は、標準防錆施工ということで、フレーム内部のクリア防錆を隅々まで吹いた後、黒防錆剤を吹き付けていきました。
車体が大きく、下回りパーツ(アンダーパネル)もたくさん付いているので、各パーツ、各ボルトナットを後々復旧するときのことを考えて細かく分けて置いておきます。
また、この手の新しい国産ミニバンクラスはアンダーパネルの下に電気系の配線、燃料系の配管、フレームが複雑に入り組んでいますので、防錆剤を塗っていい所、ダメな所を慎重に確認しながら養生をし、防錆剤を塗布しました。
防錆剤塗布において、一番大事な作業である養生は、特に慎重に行わなければなりません。エンジン本体やミッション、デフ、ブレーキのディスクローターなどの可動部を塗布してしまうと、車の動きを妨げる他、性能を下げかねません。また、後々のメンテナンスの際によくふれる場所も塗らないほうが良いです。
特に最近のハイブリッド車などに多い電気系のケーブルやスイッチ、端子、コネクターなどに関しても防錆剤を塗布してしまうと、電機の流れを妨げ接触不良を起こしたり、コネクターに関しては外れなくなる可能性もあるので、要注意です。
話は逸れましたが、無事に施工も完了しました。これで、防錆剤が落ちない限り(滅多に落ちません)は雨や雪などによる錆被害からお車を守ることができます。
本日は、当店に防錆施工をご用命頂き有り難うございました。またのご利用お待ちしております。