CP9A ランエボ6 トータル愛車診断

中古のランエボ6を購入され、まずは車両のコンディションチェックを兼ねて、トータル愛車診断と初期メンテナンスをご依頼頂きました。走行11万kmですが、全体的に良い状態の1台です。

CP9A ランエボ6 トータル愛車診断

樹脂タンクからのLLC漏れが心配なラジエターは一度交換されているようですが、交換後 相応の期間が経過しているため経過注意。エアクリーナーもそろそろ
交換を考えてもよいかも。

CP9A ランエボ 点火コイル

4G63エンジンの定番ウィークポイント、点火コイルは劣化してリークしているため、交換となりました。リークしたコイルは、画像のように黒い樹脂部分が焼けて白く変色します。一般ユーザーさんも樹脂カバーを外せば目視点検できますので、チェックしてみるとよいと思います。

CP9A ランエボ AYC フルード交換

交換履歴が不明なAYCフルードは、一度リセットの意味も兼ねて、内部洗浄・全量交換します。

CP9A ランエボ AYC フルード交換

純正フルードを使用。ガレージHRSでは使い方やご予算等に応じて、純正フルードや高性能フルードを使い分けることができます。AYCフルード交換作業には専用の診断ツールと専門知識が必要になりますが、三菱ディーラーと同じ専用診断機(MUT)を使ってフルード交換作業を行うため、AYC&ACDポンプへの負担も少なく安心してお任せいただけます。

早急に整備したほうがよい箇所として、タイロッドのガタやリアデフマウントの劣化がありましたが、全般的にとても良いコンディションでこれから長く乗って頂ける1台でした。